今日、遠乗りしていて何となく思ったのだけど、二輪は乗って乗って乗り倒して少しずつ、自分でもわからないほど少しずつ乗れるようになってくる。
乗れると言うのは、まっすぐ走ることや、クネクネ道を上手に走る事もそうだけど、発進や停止、超低速走行でのハンドリングなど、公道には教習所で習わないシチュエーションが山ほどある。
最近ようやく停止時にメーターを見ないでニュートラルギヤに入れられるようになった。
6-5-4-3-2と丁寧にコンコンと下げて行って、突然フニャっとなる感触がわかる様になってくる。
1速まで落として上げて入れなくても、下げていってニュートラルを探せる。
そんな些細なことが少しずつできる様になってくる。
砂利道でハンドルを曲げたままの発進とか、最初はオタオタするけど少しずつ普通にできる様になってくる。
二輪免許の教習と言えば、大型だとせいぜい17時間程度。スクーター乗ったり、シミュレーター学習したりでマニュアルミッションのバイクに乗れるのは14時限とかそんなもん。普通二輪でも25時限ほど。
それも毎日乗れるわけでなく、数日おきに2時限しか乗れないから時間に直すと正味1時間半程度。
教官に色々言われながら緊張感たっぷりの状態で、しかもあの狭いコースをウロウロするだけ。
そんなんで見る見る上手くなるはずがない。
だから今、教習所に通っている人がいたら自分の上達の遅さを嘆かないで欲しい。
あんな短時間で上達できたらそれは奇跡。
若い人ならいざ知らず、判断力も反射神経も少し鈍った年頃の方はできなくて当たり前。
上手く出来なくても、重大な失敗さえしなければぎこちなくても合格します💮
あとはイヤでもゆっくり上達しますから安心してください。