おそらく、近年のmotoguzziに限るのかもしれないけど、低回転がギクシャクすると言うのをあちこちで見かける。
事実、私のV9ローマーも発進の時は、乾式クラッチなのもあって、アクセルとクラッチの調和をコントロールしながら繋がなければエンストする。
これを書くと低速トルクが小さいのかと勘違いされるけど、そんな事はなくてちゃんと力はある。
エンジン制御のセッティングがそういう風にされているんだと思う。
近年のモデルは環境基準のユーロ4をクリヤーしてるから、燃調をそれに見合った形にしているのかもしれない。
850もあるんだから、少なくとも教習車の750よりはトルクが太くて発進も楽々と思っていたので、少し拍子抜けした。
しかし、こういうのが改善されると、どんどん乗りやすい普通のバイクになっていくのだろうと考えると、このままでも何ら困ることはない。
RAPID BIKE EASY(ラピッドバイクイージー)に代表されるサブコンピューターと言われる、パワーアップ用のパーツも市場に出回っており、発進時や低速域でのシャックリを改善してくれるらしいけど、それと引き換えにアクセルのツキが悪くなると言うレビューを多く見かける。
燃調を変えて乗り味を改善すると、それは全てに影響を及ぼす。
私はこれを乗りこなしてこそのグッツィスタ(モトグッツィ乗り)だと確信している。