北の思いつき😲 50代半ばに2輪免許を取った男のバイクライフ

北海道伊達市に住むモトグッツィV9ローマーとMVアグスタスーパーヴェローチェ800乗りです。グチ子ことモトグッツィとアグ子ことアグスタと一緒に走ったり突然散財したり、気ままな日記を書いています。

セローの底力

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正直、国産の普通二輪で公道を走るのは初めてに近い。

昨年買ったグチ子は輸入バイク特有のクセだらけのマシン。

そして今日納車になったヤマハセロー250は、今日からセロ男(セロオ)になり、

シェイクダウンがYSPからの帰路だったけれど、

公道を長時間乗ってみて思ったのは、店を出る時、馬力の無さに驚いたけれど

しばらく走ると、それが一般道では必要十分である事と、発進時のトルクが

太く、気を使わずともエンストすることはない程、よくセッティングされている。

グチ子はトルクも太いし迫力もあるけれど、クセがすごくて失敗するとエンストする。

 

そしてセローを走らせて思ったのが、国産車ならではのシフト時の節度感と、ウインカー等

各スイッチ類の軽さと剛性感。

さすがは日本製であると思わせる。

 

事前にネット情報を見て心配していた高速域も、帰りの中山峠では前のバイクについて行ったら、

あら不思議、3桁キロ以上の領域でも何ら問題なくよく走る。

スペックなど目安に過ぎないと思ってはいたものの、正直20HPって、大丈夫なんだろうか

と思っていた自分が情けない。

単気筒の250なんかと諦めていたけれど、工業用の機械や船外機なども作っているだけあって

国産メーカーの懐の深さはすごい。

思っていたよりもずっと上が使える。

こう言うのは、やっぱり自分で感じないと意味が無いな。

情報よりも体感。これしか無い。

 

まだ慣らし走行中とは言え、そこそこ回してしまったっけれど、軽快さと扱いやすさに

とにかく驚かされた。

目線の高さも周りの景色を堪能しながら走るのには有利。

シートも2時間半のライドではお尻が痛くなることはなかった。

下りのコーナリングなども、ほとんど自転車感覚に近い軽快さでこなしていくのには

驚いた。

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グチ子が迫力と重厚感なら、セロ男は軽快さと俊敏さ

2つの違うキャラクターのバイクを乗り比べることは本当に勉強になる事が多い。