北の思いつき😲 50代半ばに2輪免許を取った男のバイクライフ

北海道伊達市に住むモトグッツィV9ローマーとMVアグスタスーパーヴェローチェ800乗りです。グチ子ことモトグッツィとアグ子ことアグスタと一緒に走ったり突然散財したり、気ままな日記を書いています。

モトグッツィってどんなバイクなのか

モトグッツィを購入して早いもので3年が経とうとしている。

今まで国産輸入合わせても数えるほどしか乗っていない私が、モトグッツィと言うバイクを評価してみようと思う。

 

正直、国産大型バイクは教習車であるホンダNC750しか無いけれど、乗っていて退屈になるほど躾のいいエンジンがおそらく国産大型車に共通する質感なのかもしれない。

 

対して、このモトグッツィ

走り出せばただのバイクではあるけれど、Vツインの鼓動や脈動は発進時やアイドリングの時に特にそれを強く感じさせる。

他にもVツインはたくさんあるけれど、情報を集める限り程よい鼓動感なのはこの辺りなのかもしれない。

 

一度、ディーラーで試乗したV85TTと言うアドベンチャーもかなり大人しい性格だけど、生き物のような感覚は健在だった。

モトグッツィの定番人気車種であるV7もほぼ同じと考えていいと思う。

 

このモトグッツィ。

特に、60km程度で5速だと周期的に脊髄に来る脈動が生き物のようで心地いい。

それでいて、2速〜3速でスロットルを開けた時に振動が見事に収束する感覚は10000キロを目前にした今でも飽きることはない。

 

セルを回した時に一瞬スロットルを開けるが、その時の右に捩れるトルクリアクションや、コーナリング終盤のスロットル操作にも、安全域をはずさない範囲で独特な反応をする。

 

排出ガス規制が年々厳しくなる上で、今や少なくなった空冷エンジンが奏でるダイレクトなエンジン音も、乗り手の心を刺激する。

3年前に新車で購入したけれど、故障は皆無。

今時のイタリア車は壊れない。

少し前の世代の車体の方が、より「らしさ」を感じられるのだろうけど、次から次へと頻発する故障を許容できるほど時間の余裕も無くなった今は、新めなコイツあたりが楽しめる。

 

空冷だから冷却水の管理も要らず、ここ涼しい北海道で乗るには最高の相棒。

 

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