昨年の春に、福島から住み込みで来ているYさんがドゥカティ札幌にあるパニガーレV4Rの極上中古車が欲しいと言い出し、それなら一度見に行きましょうと、休みの日に札幌に実車を見に行った。
ほぼ契約のような話まで進み、当時私が気になっていたMVアグスタ スーパーヴェローチェ800が隣の展示場にあるとの事で見せてもらった。
ユーロ4対応で2020年モデルだったけど、売れないで残っていた。
非の打ちどころの無いスタイリングと動力性能。しかし税込256万もするので、まぁいつかと憧れを抱きながら帰ってきた。
結局、彼はパニガーレを契約し、私たちは休みを使ってアクセスサッポロで行われた2022モーターサイクルショーに出かけた。
ドゥカティ札幌のブースを見ながら向かいのブースに目をやると、そこにはあの美しい黒のスーパーヴェローチェがあった。
そこにはアグスタジャパンの営業の方もいて、私の好きなブランドストーリーやアグスタのモノづくりをたくさん教えてもらった。
その後も1年以上アグスタを気にかけながらも、時は流れ、今シーズンまた一緒に仕事することになったその彼と、休みを使って今度は北斗市にあるスナダオートさん本店へ行くことになった。
前日、せっかく遊びに行くなら一目またあの麗しい姿を拝んでみたいと思い、電話で展示の確認をしたが、ちょうど展示会に運んだので店には無いとの事。
今年はショーに行く予定がないので、お店では創業者の奥様とその娘さんと談笑して帰った。
その2日後、休みだった私は1人で近場に出かけようと朝早くに出かけた。
何となく走りながら、気づいたら函館の近くまで来ていた(笑)
せっかくなので見積だけ出してもらおうと、またスナダオートさん本店へお邪魔した。
担当してくれている娘さんが家の用事で不在とのこと。
勝手にアポ無しで来たのでこのまま帰りますと言ったら、電話をしてくれて、用が済んだから今から店に来てくれるとの事だった。
とりあえず、セローを下取りに出して、いくらの支払いになるのか見積を出してもらった。
会場では、スーパーヴェローチェ見積依頼が何件も入っていると言う早い者勝ち状態。
あとは自分の判断だけ。。。どうする。
きっと今買わなければもうこのバイクになることは無いだろうと思い、突然その場で購入を決断した。
購入を決めた理由の一番は価格。
新車価格が、2020年モデルを基準に、2021年モデルが30万高、2023年モデルがそこからさらに50万高
今年のモデルを買うと50万円キャッシュバックがあるらしいが、それでも2020から見ると30万円も高い。
メーカー保証が3年も付いていることに不安になりながら(笑)、追加で2年延長保証してもらった。
納車は4月6日以降だと税金がかからないとの事で、4月にしてもらった。
逆回転クランク、クイックシフター、オートクルーズ、Bluetooth通信
ハイテク満載で期待が膨らむが、147馬力なんて扱い切れるのか。
しかしフェラーリにも似ていると言われる高回転の官能サウンドも聴いてみたい。
大型二輪 2台持ち、初めての本格100馬力超えのSS
不安と期待が入り混じる。
#スーパーヴェローチェ
#SS