北の思いつき😲 50代半ばに2輪免許を取った男のバイクライフ

北海道伊達市に住むモトグッツィV9ローマーとMVアグスタスーパーヴェローチェ800乗りです。グチ子ことモトグッツィとアグ子ことアグスタと一緒に走ったり突然散財したり、気ままな日記を書いています。

いいバイクとは何か?

この問いは全てのモノに共通し、また全ての人々に感覚の違いがあるものです。

 

バイクの話の前に、車の話を少しだけ。

私は無類のクルマ好きです。

昔の好きとはかなり形が変わりましたが、今でも気になる車を見かけると振り返ってしまう。

550ccのジムニーから5,700ccのコルベットまで種々様々を所有したから言えることがあります。

私の場合、それはその時々によっていいクルマの定義が変化するということ。

昔は速くなくてはクルマじゃないとさえ思っていたし、許す限り車にお金を注ぎ込みました。

今は、大人っぽくて、安心できて、デザインに遊び心を忘れていないクルマ。

走りもオッサンカー並みの動力性能では満足できないので、少しは速く走りたい。

つまり、その条件を満たすのは必然的に輸入車となってしまいます。

 

そしてタイトルの『いいバイクとは』の問いには

今の私にとっては、肩肘張らずロングツーリングでも安心できて、オシャレでいて主張せず、時々遊んでも不安の無いバイク。

となります。

おそらく、数多あるバイク生産国からイタリア製を選び、数多あるバイクメーカーから近年のモトグッツィをはじき出したオーナーの方々は、バイクに対してどれだけ玄人でも、私とほぼ同じ理由で選んだのではないかと思います。

他の趣味が無ければ、オールドグッツィにも乗ってみたい。

そんな気持ちにさせるモトグッツィ。

 

あまりバイクに詳しくはありませんが、ここまで明確な理由を持って選ばれるメーカーは今や非常に稀有な存在だと思います。

 

速くて安全なバイクはたくさんあります。

とても高価で所有欲を満たしたり、カミソリのような切れ味のスーパースポーツ市販車もあります。

しかしそのどれでもない。

新車は安くないのに、下取り価格は最悪(笑)けっして所有欲は満たしてくれません。

 

しかし、憧れの1400カリフォルニアの系統を除けば、ひょいと乗ってコンビニにも行けてしまう軽快さが、このモトグッツィの真骨頂のような気がします。