最近、何でも安くなっていて、一見、価格の割に品質の良いモノが市場に出回っている様に見える。
そこには、消費者が本物を求めなくなったのと、それならと本物を作る技術の追求をやめてしまったサプライヤーの姿が見えてくる。
これは某ショップで売られてるレザーライダースのサイドベルト。
ステッチを見てもらうと分かりますが、革と縫い目が平行ではありません。
特に下側の斜め部分。
どんなにパッと見を良くしても、こういう部分には出てしまうモノなんです。
洋服の良し悪しは、最低限縫製が正確であることが挙げられますが、見える部分がこれでは見えない部分のクオリティが心配になりますね。
誰も気づかないでしょうけど、少なくとも私はここを見てしまいます。